紀州鉄道「キハ603」 引退特集

去る2009年10月25日、御坊市を走る紀州鉄道の旧型車両「キハ603」が定期運行を終了致しました。
祭礼とは関係ありませんが、同じ御坊市の"誇り"として、その在りし日の姿を特集させていただきます。









































 

製造から49年、御坊市に来て34年間、運んだ乗客数は330万人。走行距離は実に地球を19周分。
子どもの頃から旅行の始まりは「キハ603」だったので、なくなるのは非常に残念でなりません。
この後、11月29日に「商工祭」でラストランを行ったあと、紀伊御坊駅の車庫にて永い眠りにつきました。

今後は新たに譲渡を受けた「キテツ−2」と「キテツ−1」の2台体制で運行することになります。
しかし、どちらも日本に唯一のレールバスです。新しい紀州鉄道の更なる発展を期待いたします。