長崎くんちは、長崎市内にある諏訪神社の例大祭です。
氏子組の数はなんと59町。そのため毎年も奉納できず、その町が奉納できるのは7年に1回のみ。
毎年5〜7町が持ち回りで奉納します。長崎くんちといえばいわゆる「龍踊り」や「川船」が有名ですが、
今年2011年は59町のうち唯一、樺島町のみが所有する太鼓山「コッコデショ」が奉納されました。

本来は神社の奉納などの姿を写真に納めたかったのですが、既に満員で入ることができなかったため、
御坊祭でいう「地下廻り」にあたる「庭先廻り」での様子を堪能して参りました。
−これが幻の太鼓台こと、太鼓山「コッコデショ」! −担ぎ手達は選抜メンバー。6月から練習しています。
−なんと、この太鼓台を高々と放り上げます! −連続写真。こんな感じで放り上げてます。すげぇ!!
−乗り子は小学校低学年。けど、腕もピンと伸びてスゴイ! −采振りが太鼓台に乗ったりもします!
−「樺(椛)島町」。この町だけが太鼓台を所有します。 −五色の布団が色鮮やかで美しいですね。

 それでは、各地での「コッコデショ!」 放り上げの様子を一挙まとめで公開!!

 この放り上げを、10月7日、8日、9日の3日間で果たして何百回やったのか(´∀`;)
 とにかく、あちらこちらでやりまくってました。担ぎ手達の腕っ節にはただただ脱帽するだけです。

 しかも、ただ上へ投げるだけではありません。

 この高速移動!!もう言葉がありません!
 このほかにも、高速回転や浪打つ様子を再現した
 「ホーエンヤ」など、多数の演技があります。
 「ホーエンヤ」は、御坊祭でお馴染みのホーエンヤ
 ホーランエー ヨイヤサノサと全く同じです!

 後日、動画でアップ予定なのでお楽しみに♪
 (家のPCは古くて重くてUPしづらいので、また近々ネット
  カフェにでもいってやります(笑))。
(←)地に据えた太鼓山。
彫刻等はほとんどなく、シンプルな作りです。





(↑)太鼓山以外にも、このような傘鉾があります。これは樺
   島町を含め、全ての組が所有しております。重さはなん
   と100kg以上あるとか・・・。これも、回します!
   でも、動画は、ありません(涙。でも、すごかった!
(↑)会場前にて最後の最後。凄い人だかりです。大人気の証。 (↑)最後まで、無事に終了!次に会えるのは、2018年。



うっかり太鼓台ばかり注目してしまいましたが、その他にも船や
獅子舞といった演し物もあります。今年は龍踊りはありません
でした。今年はコッコデショを見るのがメインでしたので、他の
ものはほとんど撮影しておりません(´∀`;) ご了承下さい。

(左上・・・大黒町唐人船、左下・・・本古川町御座船
  上・・・小川町唐子獅子舞の一行)

その他、お渡りの様子は、次の2枚をお届けします。
写真では少ししかないように見えますが、実際は猿田彦を先頭におよそ千人もの人が従列をなして進んで行きます。
(↑)これらはお旅所から戻る「お上り」の一行。神輿は3基あります。これも爆走します!!
   このあと、長崎県庁前の急坂を神輿が走ってゆく姿にも大迫力を覚えました。他にも、石段も走るそうです・・・。

(↑)祭りが終わった翌日、諏訪神社に参拝してきました。祭りの後の淋しさは、どこも一緒です。

 泊りがけで遠征に出たのは初めてでしたが、充実した祭礼訪問になりました。
 次に太鼓山に会えるのは、平成30年、2018年です。また、会いに行けたらなと思います。
 オリンピックより長い間を待たなければいけないなんて・・・。私達は、毎年奉納できることに、感謝感謝☆